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アートとビジネス

General|2008年03月21日| このエントリーを含むlivedoorクリップ このエントリーを含むはてなブックマーク del.icio.usへブックマーク Yahoo!ブックマークに登録

瀬底です。

更新頻度が低い当ブログですが、今後はちょっと継続的に記事なり随筆なりでも書いていきたいと思います。

ということで、表題の件です。

沖縄アートセンターにとって、そして僕自身にとってもすごく重要な課題がこの「アートとビジネス」もっと具体的に言うと「アートとお金」ですね。

沖縄アートセンターがNPO申請をせずに任意団体のまま活動を続け、雑誌や公共の場で「株式会社を目指したい」と発言する真意はこの「アートとお金」の問題にあります。

海外のことは知りませんが、日本においてはアートという分野は産業と言えるほどのものではなくビジネスとして成り立っているのはデザインやコマーシャル映像の世界だけだと思います。

もちろん日本各地にギャラリーがあり、ギャラリストによって絵画をはじめとしたアート作品の販売が行われており、それで生計を立てている方も数多くいると思います。

しかし、現状において、美大や芸大を卒業した人の職業的な受け皿は予備校や学校、絵画教室をはじめとした「教員」というのが本当のところだと思います。

教職が悪いとは思いませんし、むしろ優秀な美術教師というのは数多く出てきてほしいと思います。

しかし教員だけしか職業として成立しないというのは問題があります。

僕の個人的には産業やビジネスというのは個人の資質ではなく社会的仕組みによって成立するものだと考えています。

スーパースターしか食えない世界というのは産業とはいえません。

スポーツでいえばゴルフはプロ制が確立していて、宮里藍さんのようなツアーを回るスター選手もいれば、レッスンプロという存在もいます。

野球などはプロ以外にも社会人野球というアマチュアでの受け皿までありますよね。

アートも同じようにスター以外でも食べれる環境を作りたい。

そしてそのためには何をすべきなのか?

沖縄アートセンターはアートやアーティストが金銭という具体的な価値に落とし込まれた社会性を獲得するためには何をしたら良いか、を常に考え、実践していくことを自身のミッションとして捉えています。

なので今年の活動目標は「アーティストの支援」ではなく、「経済性を持ったアート」を構築していくことになります。

この目標が達成された暁には沖縄アートセンターは経済力を持った組織として自立することができ、その基盤を元にようやくアーティストの支援を行うことができるのです。

という訳で、沖縄アートセンターはアートを使って「稼ぐ」活動スタイルの確立に邁進したいと思います。

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